畳職人が「畳について(カビ・ダニの対策)」をご紹介

About Tatami

植物で表現する日本のおもてなし。
カビ・ダニの対策

Cause

カビの発生条件は、ダニの繁殖条件と似ています。「室内の温度20~30度・湿度70%以上」この条件が継続的に続いた時、畳表面にカビが見える形分かり、同時にダニの繁殖活動が盛んになります。

家ダニと言われる種類のダニは、フローリングの隙間や、ほこりの中など、到る所生育しています。しかし、ダニも一種の生き物です、例えるならバッタを想像してください。アスファルトの上に住んでません、近くの草叢に住んでいます。気密性の高い現代の家でも同じ現象がおきています。
ダニとってもフローリングより畳や布団、じゅうたんの方が快適なのです。その部屋を締め切りにしておくとカビが生え、コナダニやヒョウヒダニが住み着き、それらを食すツメダニがやってくると言う食物連鎖がおこります。使用していない和室もこまめに掃除が大切です。

カビが多く発生する条件
  • ・昼間の留守で和室を締め切っている(共働きのご家庭など)
  • ・梅雨・夏季が高温多湿である(6~8月)
  • ・部屋の位置が風通し・日当たりが悪い
  • ・部屋にタンスが多く室内の風通しが悪い
  • ・建物の床下が湿気の要因を持っている
  • ・コンクリート住宅や気密性の高い住宅で締め切りが多い
  • ・新しい畳の上に敷物をしている
  • ・コウモリ、ネズミの侵入(換気口、軒下に注意!)

Measures

掃除機をかける

畳やじゅうたんに限らず表面についたダニ,フン,死骸,餌となるフケ、アカ、食品カス等をとるのに有効です。掃除機をかけるコツは、ゆっくりと移動させ(1畳あたり30~50秒)、一度吸い込んだダニのフンを排気口からばら撒かないようにするため集塵袋を目の細かいもの(ダニ用)にします。

室内の湿度を下げる

床下の換気をよくする、風穴の前に植木鉢等をおかない。除湿機、エアコン、換気扇などを使用して湿度を下げる。晴れた日にはできるだけ窓を明け換気をよくする、フトンはできるだけ頻繁に天日干しする。畳の上にじゅうたんなどを敷かない。

本稲ワラ床と建材床どちらが害虫の心配がないの?

どちらも同じです。早めの対策と日頃の手入れで改善できます。健康畳として天然素材にこだわる方には稲ワラ床をオススメしています。

当店の本畳について

充分な処理は施してありますが、真新しい新畳はワラの香りも良く寄生しやすいです。万一寄生確認された際、新畳納品から5年間は畳乾燥機加熱殺菌駆除を無料メンテナンスで実施しています。

当店の本畳について

畳専用の乾燥機でダニも全滅、スッキリ爽やか畳にリフレッシュ致します。

写真が畳専用の乾燥機乾燥機内は約90℃で1日乾燥機の中で熱処理いたします。
ダニ等でお困りのお客様も何件がこの乾燥機で対応させていただきました。

乾燥 1セット(12枚まで) 10.000円(税別)

表替えの際には一緒に乾燥機で虫も全滅!をおすすめいたします。

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